「ハラル御膳」どうぞ 札幌のホテル、礼拝所も開設 北海道

 アートホテルズ札幌(札幌)は、豚肉などの摂取が禁じられているイスラム教徒(ムスリム)に配慮した海鮮丼や懐石料理などの提供をホテル内のレストランで始めた。2月5日開幕の「さっぽろ雪まつり」も見据え、ホテル内に礼拝所も開設した。イスラム圏からの観光客への対応を強化し、幅広い国・地域からの誘客につなげる狙いだ。

 同ホテルは2012年、イスラム教の戒律に従った食事を提供することを示す「ハラル認証」を取得していたが、毎年経費がかかることなどから、現在は認証の延長を行っていない。一方、来年2月に札幌、帯広で冬季アジア大会、20年に東京五輪が開かれ、来道するムスリムの増加が予想されるため、これまでのノウハウを生かし、独自に対応を強化することにした。

 ムスリム向けの料理はアルコール由来成分や豚肉を使わず、15日から同ホテルのレストラン「北海和匠仲じま」で提供している。ランチは海鮮丼(1598円)と天丼(同)の2種類、ディナーは刺し身や揚げ物など8品のハラル御膳(8640円、要予約)など3種類。礼拝所は同ホテル2階に設けた。

北海道新聞