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ハラル食品市場は2018年までに2.5兆ドル規模に

イスラム法に則って生産された製品であることを意味するハラルの食品やライフスタイルは、ムスリム人口の増加に伴い、多くの企業がビジネス拡大を求めて目を向け始めており、今後大きく増加することが予想されている。

トムソン・ロイターがDinarStandard社と共同で発表した最新の世界イスラム経済報告書によると、急速に拡大するハラル食品とライフスタイルは2012年時点で消費支出が1.62兆ドル、2018年には2.47兆ドルに達すると考えられている

「世界で急速に拡大している複雑な市場に対しては、ネスレやカルフール、マリオット、ファイザーなどの世界的に有名なブランドだけでなく、投資企業、そして何千社もの中小企業が参入して取り組んでいる」と、DinarStandard社取締役兼CEOのRafi-uddin Shikoh氏は語っている。

報告書ではハラルを以下のように定義している。

「クルアーン(コーラン)の食事指針に従ってイスラム教で認められた食品。ムスリムは以下のものの消費を認められていない。豚肉またはその副生成物、屠殺前に死んでいた動物、適切な屠殺処理がされていない動物または神の名を唱えずに屠殺された動物、血液またはその副生成物、酒、肉食動物、猛禽類。」

エコノミスト・インテリジェンス・ユニットによると、アラブ諸国におけるハラル食品の輸入は2010年から2020年の間で258億ドルから531億ドルに増加することが確実視されており、UAEの年間食品輸入額は2020年までに84億ドルに達すると見られている。

UAEは成長するハラル業界の窓口になることを目指して取り組んでいる。ドバイ産業団地CEOのAbdullah Belhoul氏によると、UAE政府はドバイ産業団地内に670万平方フィート用意し、「ハラル・クラスター」というものを設置することを最近発表した。

同氏は「ハラル業界が成長しているということは理解している。多くのチャンスがあるのだから、これを利用したいと考えている」と話す。

報告書によると、ムスリム消費者は2012年に世界中で1兆880億ドルを食品飲料の消費に費やし、これは実に世界中の消費の16.6%にあたる。「この数字は2018年までに1兆6260億ドルに増えることが予想されている。ムスリム消費者市場の中心には、世界的にハラル食品の潜在的市場があることを示しているだろう」と報告書は述べている。

 Al Bawaba

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