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「ドリンクゼリー」中東に輸出へ 伊達・山吉青果食品 福島県

 レトルト食品を製造、販売する山吉青果食品(伊達市)の6種類のドリンクゼリーが15日までに、イスラム法に従う基準を満たした食品であることを証明する「ハラール認証」を取得した。
 同社は来年をめどに、イスラム教徒が多い中東への輸出に乗り出す方針。東京電力福島第1原発事故に伴う風評被害に苦しむ中、海外に活路を見いだす。
 ハラール認証を受けると、商品に「ハラールマーク」のシールを貼ることが認められ、イスラム教徒が戒律にのっとり安心して食べることができる食品だとアピールできる。
 認証を受けたのは、同社桑折工場で製造するマンゴーやイチゴ、モモなど6種類のドリンクゼリー。NPO法人日本アジアハラール協会(千葉市)の指導を受けながら、ハラール認証の基準となる原材料や製造過程などの条件を満たしていることを確認し取得。放射性物質検査も実施している。
 佐藤定好社長(66)は「福島は風評被害で出口を見つけることが難しい状況だが、海外に輸出することで安全安心を訴えていきたい」と話す。
 来年2月にドバイで開催されるイベントにドリンクゼリーを出品予定で、併せて輸出を始める方針。さらに別の商品のハラール認証取得も目指す。中東の富裕層のほか、国内のイスラム教徒も視野に入れ、販路拡大を見込む。

福島民友

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