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機内食のハラル対応強化 シンガポールの政府系機関から認証 成田

 成田空港内にある機内食製造会社「ティエフケー」の工場が24日、シンガポールの政府系機関「MUIS(ムイス)」からイスラム教の戒律に従った食事を製造するハラル認証を取得した。同施設はすでにマレーシア航空から認証されているが、新たに政府系機関の認証を得たことで、深田信社長は「より多くのイスラム圏の方に安心して食事を楽しんでいただく態勢ができた」と話す。

 同社では、2020年までにイスラム諸国から訪日する旅客数が現在の3倍の年間100万人に増えることを見込み、ハラル対応を強化。成田空港の有料待合室や直営ホテルでハラル食の提供を始め、5~7月には機内食工場のハラル専用キッチンの拡張工事を行い8月から本格稼働している。面積は251平方メートルから398平方メートルに増え、大型調理機材の導入などで1日当たりの調理能力は3千食から6千食に倍増した。

 この日、工場内で行われた認証授与式で、ムイスのチーフエグゼクティブであるアブドラ・ラザク氏は「今後は間違いなく多くのムスリムが日本を訪れる。今回の成功がシンガポールと日本の他のコラボレーションにつながることを期待している」とあいさつ。深田社長は「このノウハウを活用して機内食以外にも提供の場を広げる。成田空港内の直営レストランをハラル化して、おいしい和食をイスラムの方に楽しんでもらいたい」と将来の展望を語った。

msn産経ニュース

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