神田外語大学の学生食堂「食神」が6月18日・25日、7月2日にラマダンにおいて日没後に初めてとなる食事「イフタール」食事会を開催 — イフタールについての講話も実施予定
神田外語大学(千葉市美浜区 学長:酒井邦弥)の学生食堂「食神」は、ラマダン期間中である6月18日(土)・25 日(土)、7月2日(土)に、NPO法人日本アジアハラール協会(NAHA)の解説を交えたイフタール食事会を行う。これは、イスラム教の戒律や食事に対する理解を深めることを目的に実施するもの。イスラム教の戒律にのっとったハラール食の提供や講話を通して、異文化理解を図る。食事会の前には、学生によるラマダンやイフタールの解説を行う。どなたでも参加可能。
「食神」は、衣・食・住の“文化”の中でも、人間にとって特に欠かせない“食”を通して「アジアの言葉と文化を学ぶ場」をコンセプトとして創設。2014年9月からは、学生との交流やアジアの文化に接する場として、土日限定で一般に開放している。また、日本の学生食堂で初めてNAHAより「ムスリムフレンドリー・ハラール証明」を取得。料理に豚肉やアルコールを使用しないなど、戒律に適合した食材と調理による料理を提供している。
2016年6月6日から7月5日までの30日間に渡って、世界中のイスラム教徒の間で「ラマダン」が行われる。この時期に、イスラム教の戒律や食事に対する理解を深める目的で、ラマダンにおいて日没後に初めてとる食事「イフタール」の食事会を開催する。料理はイスラム教の戒律にのっとったハラール食を提供。東南アジアを中心にイスラム教徒の観光客が急増する中、ハラール食提供の取組や講話を通して、異文化理解を図っていく。
食事会の前には、同大アジア言語学科の学生4名とインドネシア人留学生2名による、ラマダンやイフタール、食神に設置されているイスラム教のお浄め水場であるウドゥー、礼拝室等の解説を行う予定。イベント開催中は、日本で製造されているハラール製品の展示も行う。
◆イフタール食事会 概要
【日 時】 6月18日(土)・25 日(土)、7月2日(土)19:00(日没)~20:30(酒類販売なし)
食堂営業時間17:00~20:30 利用時間2時間制
※17:00~19:00(日没まで)は一般営業(ビール等酒類販売あり)
【場 所】 神田外語大学 学生食堂 「食神」
【講 話】 NPO法人日本アジアハラール協会 理事長 サイード・アクター博士
19:00~ アザーン(呼びかけ) マグリブ(日没)のお祈り
ラマダンおよびイフタールに関する講話
1.イスラム教徒にとってラマダンを行うことはどういうことなのか。
2.イフタール料理とはどのようなものか。ハラールの意味を交えて説明。
【参加者】一般(どなたでも参加可能) 、日本アジアハラール協会関係者
【メニュー】ビュッフェ形式<メニュー別添>
料金 大人2,000円 小学生1,200円 4~5歳500円(税込)
6月18日(土)・25 日(土)、7月2日(土の3日間のディナーで提供するメニューは、全てハラールメニューとして提供。
<参考>
1.「ラマダン」…世界中のイスラム教徒が日の出から日没まで飲食を断つ断食月。
2.「イフタール」…ラマダンにおいて、日没後に初めてとる断食明けの食事。この時、普段とは異なるメニューの食事をとる習慣がある。
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