ムスリム対応レストランを求めて浅草へーーシリーズ④ 浅草すし賢
この2~3年で浅草は様変わりした。東京メトロが積極的にPRを行ったことも手伝ってか、観光のために浅草を訪れる都内に住む若者が増えている。流行に敏感な彼らがSNSで街の様子を発信し、旬でリアルな情報をキャッチした海外の観光客が足を運ぶという図式ができあがっている。当然、ムスリム対応のレストランが増えているということで、全5回に渡って浅草の最初事情をお伝えしていこう。
シリーズ④ 浅草すし賢
つくばエクスプレス線「浅草駅」1番出口から徒歩0分という立地の良さは抜群。20年近く通い詰めているという地元のひと、SNSを見て訪れたという外国人と、広い店内はアットホームな雰囲気でにぎわっている。 英語対応メニューがあり、SUSHI初心者の外国人も気兼ねなく注文できるの人気の理由。純和風メニュー以外のものも豊富で、新鮮な魚介をフライにするなどサービスも柔軟だ。もちろんハラール対応メニュー、調味料も取り揃えており、ハラールSUSHIといえば「浅草すし賢」と言われるほど有名だ。
天然の鮨ネタにこだわる贅の極み
にぎりの1例
天然の魚介類の高騰により、都心の鮨店はのきなみ値上げを強いられ、おまかせが2万円を超えるところも急増している。そんなご時世を考えると、大丈夫かとこちらが心配になってしまうほどにリーズナブルに価格を設定。かといって、仕入れに妥協していないことは常連さんの表情でよくわかる。家族連れ、友人グループでワイワイ楽しむ観光客も多いとか。
4名~20名までOKというコースもあり、団体旅行客にも対応している(要予約)。浅草の歴史や最近の街の様子など、スタッフの方と会話をしながらにぎりをいただけ、鮨の醍醐味を堪能できる。
調味料までハラール対応を
2015年の夏からムスリム対応をスタート。「ハラール認証を取得してから、ムスリムお客様が増えてきています。醤油、酢、米だけではなく、ガリもハラール対応しています。礼拝室も完備しています」とスタッフの方。時流に合わせて柔軟にベジタリアン対応もしており、海外の観光客が多いのも納得だ。
浅草すし賢
- ハラール認証 ◯
- ハラール肉使用 ◯
- 豚肉なし ◯
- ハラール調味料使用 ◯
- ハラール料理 ◯
- ベジタリアン料理 〇
- ムスリムオーナー –
- ムスリム料理人 –
- ハラール保管庫使用 ◯
- ハラール厨房・食器使用 ◯
- 祈るところ ◯
東京都台東区浅草2-11-4 Google Maps
TEL:050-3184-0547
営業時間:ランチ 11:30~15:00(LO14:30)/ ディナー 17:00~23:30(LO23:00)/【 日曜日 】 17:00~22:00(LO21:30) 毎週水曜休み ※年末年始、ゴールデンウィーク・お盆などは、営業時間が変更になります。各期間中の営業時間は、お店にお問い合わせください。