蘭州拉麺店 火焔山 – 200年の歴史を持つ蘭州ラーメンの聖地へ
起源は唐時代! 牛骨スープが基本の出汁
蘭州ラーメンの基礎は唐時代に開発されたといわれているが、現在のスタイルを確立したのは馬保子という中国人だ。貧しい家計を救おうと、熱い鍋を天秤につるし、蘭州ラーメンを売り歩いたという。そのスープにはうちの肝臓と羊の肝臓でとったスープを加えていたというから、さぞかし濃厚だったと想像できる。1925年、馬保子の息子が透明なスープに仕上げることに成功し、香り高い人気商品となった。蘭州ラーメンは200年前から豚を使用していないハラルフードだったというわけだ。
手打ちにこだわり、職人を大事に
厨房の手前で職人が麺を打ちのばす作業を見ることができたらラッキー。インスタ映え充分と、若いお客さんがスマホをむけている姿もちらほら。あっという間に美しく細い無数の麺ができあがっていくのは圧巻だ。
麺のタイプは細麺、平麺、三角麺から好みでセレクトできるが、基本的におすすめの組み合わせは決まっているので、迷ったらスタッフに聞いてみよう。
牛肉の香り豊かな定番蘭州ラーメン
開店30分前から行列ができる超人気店の看板メニュー。良い香りに誘われて多くのひとが注文するのが蘭州ラーメン980円。ひと口食べるとふわりと薬草の風味が感じられるのは、秘伝の漢方が入っているから。やみつきになるファン多し。
ラム肉ラーメン880円も、羊の出汁のパンチが効いた逸品
蒸し煮牛肉麺980円は、箸でもほぐせるほどに柔らかくに煮込まれた牛肉が主役。自家製のラー油が味の決め手となっており、辛さのなかにもやはり漢方寄りの味わいがある。
ラーメン以外の羊肉料理も格別に美味。ラム肉の串焼きは中東から取り寄せたスパイスがふんだに使われていて観光客に好評だ。オープンして2年に満たないが、すでにこの手のジャンルの日本に置ける聖地となっているのもうなずける。常に混雑しているが、ランチの終わりごろの時間が狙い目だ。
蘭州拉麺店 火焔山

- ハラール認証 –
- ハラール肉使用 ◯
- 豚肉なし ◯
- ハラール調味料使用 ◯
- ハラール料理 ◯
- ベジタリアン料理 〇
- ムスリムオーナー –
- ムスリム料理人 –
- ハラール保管庫使用 –
- ハラール厨房・食器使用 –
- 祈るところ –
TEL:03-6907-1765
営業時間11:00~15:00/17:00~23:00(L.O.22:30)