馬子禄(マーズルー) – 中国政府から認めれた確かな味
B級グルメ激戦区で味わう蘭州ラーメン
大手出版社、多くの古書店を有する街、神保町。いわゆる町中華、老舗洋食店、行列ができるカレー店など、多くの飲食店が軒を連ねている。界隈に勤めるひとたちは、舌が肥えた面々が多く、もちろんラーメン店も例にもれず人気店が競い合っている。そんななか、異彩を放っているのがこちらの、蘭州ラーメン専門店だ。
中国政府からお墨付き
中国政府から中華老舗ブランドとして認定され、本物の老舗だけが持っている称号「中華老字号(ジョンファ・ラオズハオ)」を与えられている。薬膳で煮込まれた牛肉、薬膳スープ、パクチー、葉ニンニク、大根に手打ち麺が蘭州ラーメンの特徴だ。ほんのり辛く、じわりと深みのある本場中国薬膳の味わいがこの1杯で堪能できる。
ハラル格付けでは、世界的権威『クレセントレーティング』より最高評価の”AAA”を得ている。
手打ち風景を見ながら舌鼓
店内を奥に進むと、麺の手打ち風景を見ることができる。中国の本店で修行を積んだ職人の見事な手さばきは、インスタ映えすると好評だ。細麺、平麺、三角麺など9種類の中から好みの太さの麺を選ぶことができ、注文が入ってから麺を手打ちしてもらえる。「蘭州牛肉面(ランシュウギュウニクメン)」950円(税込)が看板メニューだ。
清潔で明るい店内で女性客も安心
広く、清潔感ある明るい店内。ラーメン専門店には珍しく、3人に1人が女性だそう。休日には家族連れ、コロナ以前は世界各国の人々でにぎわっていた。早く収束し、かつての活気を取り戻してほしい。
店長、清野烈さんは大学時代を北京で過ごし、現地で食べた蘭州ラーメンの虜に。「何十軒も蘭州ラーメンを食べ歩き、一番美味しかったのが『馬子禄(マーズルー)』。何度も足を運んだ結果、本気さと熱意が伝わり、修行が許可されました。麺打ちからスープ作り、ラー油作りを徹底的に教え込まれ、日本店開業に至りました」
清野さんの熱意が実現させた日本にいながら蘭州を感じられる貴重なスポットだ。
「中国野菜の冷菜三種盛」450円(税込)、「茴香水餃子(ホイシャン スイジャオズ)」450円(税込)などの副菜もぜひお試しあれ。
馬子禄 牛肉面
- ハラール認証 ◯
- ハラール肉使用 –
- 豚肉なし ◯
- ハラール調味料使用 –
- ハラール料理 –
- ベジタリアン料理 〇
- ムスリムオーナー –
- ムスリム料理人 –
- ハラール保管庫使用 –
- ハラール厨房・食器使用 –
- 祈るところ –
東京都千代田区神田神保町1-3-18
Google Maps
神保町駅からのルート:A7出口から右に出て、はなまるうどんを右側に見て靖国通りを小川町方面に直進。書泉グランデと三省堂書店の並び、徒歩3分。
TEL:03-6811-7992 ホームページ:lanzhou-lamian.com
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜20:30
※緊急事態宣言を受け、現在は20時までの営業です。※スープが無くなり次第、終了となります。