マレーチャン – ハラール料理の日本の母
ハラール料理を日本に広める使命
世界中からバックパッカーが訪れ、日本にほれ込み、この地に移り住む。日本人に自国の文化を理解してもらおうと努める外国人が集まる。池袋はそんな街だ。巨大なデパート、量販店、ラブホテル、風俗店が駅近辺にひしめきあい、独特の雰囲気を醸し出している。こちらマレーチャンも、異国の風情が感じられる老舗だ。
「日本人の旅行客がはまってしまうマレーシア屋台の味を、出来るだけ、そのまま再現しています」と店主の福澤さん。ラクサ麺もペナン島で食されているタピオカ麺を使用して、本場の味を追求したマレーシア料理として提供している。つるりとのどごしが良い面に、数種のハーブの旨みがからまり、クセになる味だ。
おなじみナシゴレンもひと味違う別格の美味しさ
年に3度もペナン島に行くこともあるという福澤さんは、マレーシアの食材にこだわり続けている。「やり始めちゃったんだからしょうがない。最後までやる。きりがないけど、やる」と、日本では容易に手に入らない「生姜の花」を買うために労を惜しまずに渡航している。日本人に比較的なじみのあるナシゴレンも、スパイスの香りが複雑に広がり、ここだけの味となっている。セットにつくサテーのピーナッツソースも一から手作りで、そぼくな風味がたまらない。マレーシアのおふくろの味を堪能したければ、こちらに足を運ばない手はない。
日本人の好みに合わせるのですか?
ハラールとは何か。宗教を尊敬するとはどういうことか。ただ豚肉を使わないというだけではなく、現地の味を再現することこそ、ハラール料理へ敬意を払うことにつながっている。福澤さんが生み出す料理の数々はが「日本人の好みに合わせる」ことより、大事なことを伝えてくれる。「イスラムの国々からの留学生、ビジネスマン、観光客のお客様方が、年々増えています」というのも納得。美味しい食事をとりながら、異国文化のあれこれを教えてもらえるのもまた一興だ。
ケータリングで広めるマレーシアの文化
ムスリムの方に、どこでも安心して食べて頂けるハラール料理をと、ケータリングも好評だ。(Meal of the Halal)です。 日本の企業からの注文もあり、マレーシアの文化が広まっていくきっかけとなっている。
【見積もり・問い合わせ】
一人2,000円~、10名以上より対応。 https://malaychan-satu.jp/malaychan/delivery/
マレーチャン
- ハラール認証 –
- ハラール肉使用 ◯
- 豚肉なし ◯
- ハラール調味料使用 ◯
- ハラール料理 ◯
- ベジタリアン料理 〇
- ムスリムオーナー –
- ムスリム料理人 –
- ハラール保管庫使用 –
- ハラール厨房・食器使用 –
- 祈るところ –
東京都豊島区西池袋3-22-6 Google Maps
TEL:03-5391-7638
営業時間:ランチ火~土11:00~14:30/ディナー月~木17:00~23:00、金・土17:00~24:00、日11:00~23:00 日曜営業